理学療法士と四年制大学 その2
反対に、社会学や哲学のような実社会の役に立たないような学科を削っていくべきなのです。
社会学や哲学は、もし興味があれば自分で本読めば勉強できますから。
若い人も、最近はだれでも大学に行きたがります。
大学に行く理由は、「学歴が欲しい」とか「4年間遊びたい」とか安直な理由でしょう。
理学療法士になりたい人の中にも、大学に行っておきたい人は多いはずです。
ただ、大学で理学療法士の学問を学んだからといって、専門学校に優れているという理屈は成り立ちません。
むしろ専門学校に行った人のほうがまじめな理学療法士になる可能性が高いかも知れません。
採用担当者も、そのへんをわきまえて欲しいものです。
こうしたなか、徳島市の徳島文理大学は2010年度から、保健福祉学部に理学療法士を養成する「理学療法学科」を新設することになりました。
4年制大学で理学療法士の学科を持つのは四国では初めてだそうです。
徳島文理大学には、薬剤師や看護師、助産師など医療関連の学科があります。
徳島文理大学は、こうした医療関連の学科と、理学療法士学科の連携ができると喧伝しようとしているようです。
理学療法士養成学科の入学定員は60人です。
理学療法士の国家を持つ教員9人、医師2人が教えるそうです。
いずれにせよ、理学療法士という社会的ニーズの高い人材を大学が育てようとするのは結構なことだと思います。
一刻も早く、「社会学」のような役に立たない学問を大学教育から撤廃しましょう。