裏金が作られているワケ 6
これは別に悪いことではないし、また非常に簡単なことなので、「よしきた」ということになる。
「ただし、先生が当社の教科書を採択してくれた御礼を兼ねて、この地区の副読本の総売り上げをX社の方から送らせます。」
問題集だろうが、スケッチブックだろうが、作文帳、原稿用紙にいたるまで、すべての教材が、教科書が決まると同時に自動的に決まってしまうのである。
制服にしたって、靴だって、カバンだって、絵の具やノートにいたるまで、また最近よくみかけるトレパン通学だって、すべて教科書会社そのものか、子会社か、何らか息のかかった会社の製品なのだ。
すごいなぁ。こんなこと、ふつうの人はなかなかこのことに気がつくことなんてないのですがね。